he Boat Racing in Kiryu Japan / 246-You(Flickrより)Attribution 2.0 Generic
競馬、競輪、競艇…オートレース…いろいろ日本には合法ギャンブルがありますが、まあそういうところに行くのっていうのは、アレです、朝から飲みたい人っていうのもあったりする。
朝から飲むためにそこまで行く、っていうのは結構贅沢かつ高等プレイだったりします。だってどこでもいいんだったら、首都圏なら歌舞伎町あたりの入口の居酒屋とか磯丸水産とか日本一の食堂チェーン等の24時間店舗に行けばいい話。わざわざ、ギャンブル場に行くんですよ。大概のところに、モツとか出してるところもあるから、いいことはいいのだが、まあほんとはギャンブルやりたくて酒を飲みに行こうと言い訳するわけですな。
Boat Raceing @ Heiwajima Japan / 246-You(Flickrより)Attribution 2.0 Generic
それらギャンブルの中でも特に最近思うのはその中でも競艇がいいなと思うのです。まず営業日数(開催日)が多いこと。平日から週末まで連チャンでやってたりします。中央競馬なんて平日やってないしね。大概やってるというのはいい。
他にいいのは、ものすごくレース展開がわかりやすい。
なぜなら、競艇は1-6号艇が走るわけですが、他のレースと違って大概1が軸になるというか、内枠なので有利。印象論ですが7割くらいは1がきます。で、ターンのところで順位が変わんないと大概最初の瞬発力その順のままゴール。馬とかと違ってターン部分以外は偶発性が少ない。
これは仕組みとして簡単すぎるだろうと。たまに、ターンでまくって抜いちゃうやつがいるので、1がこない場合もありますが、それなら「1からの順当なの2つくらいと穴」買っとけば概ね楽しめるんじゃないでしょうかね。
このくらい単純だと蛭子能収さんがハマるのはよくわかるなあ。ちょっとルールとしてはずさんなまんまな気はする。日本船舶振興会(現日本財団)はルールにテコ入れとかどのくらいしたんだろうか。時折修正はあるようでわかりにくい表現でもある「ツケマイ」を廃止したりとかはしているようですが。
そして予想紙を買わなくても、なんかひと通り書いてある公式な新聞みたいなのくれるし。
重要なのは
・番号の他は、
・割り振られるモーターの良し悪し
・勝歴
くらいですし。
実際に走る前にパドック的な、いわゆるテスト走行的なのがあるので、概ね「瞬発力の有無」もわかりますし、6つしかないので結構な率で当たりはします。
競艇自体は俺は全然初心者なのですが、専門用語もそんなに多くないし、思ったよりいい感じでダメな感じの場所でよかったですわ。これから温かくなったら結構お勧めです。
Boat Raceing @ Heiwajima Japan / 246-You(Flickrより)Attribution 2.0 Generic
俺は用語は金沢明子が歌ってる競艇系などの音楽が多いユニット「沢瀉(おもだか)」の音楽で覚えました。別にこういうのを買う人は超少数派なので、普通によくわからない用語はWeb等で検索していけばわかると思います。
Boat Raceing @ Heiwajima Japan / 246-You(Flickrより)Attribution 2.0 Generic
アッキーナのCMや、合間に入ってくるゲスト公演に騙されてか、休日は結構な女子率の高さ(他のギャンブルとくらべて、の程度ですが)もありますよ。
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あと良かったのは、「予想屋」文化かなあ。あれのお店の名の付け方。だらだらと、どうでもいい情報をしゃべる能力。面白くはないんだけど、逆に面白い。
ダメなおじさん観察には一度行ってみることをお勧めします。できれば2人以上で行ったほうが、孤独なギャンブラー感に浸らず済みますが…
CANTATA No.147 [CD]
(tx)