紙コップになるとちょっとケチった感が出てしまう…
カップ酒に比べ、紙コップ酒はあんまり品がないので使いたくない…と思いつつも(とはいえ、カップ酒のどこに品があるのか)、諸事情で買ってしまう 黄桜「辛口一献」。大手コンビニにあるが、まあおっさんにとってはコンビニのスタバとそう変わらないレベルのパッケージだ(実際、ロゴを後ろに向けておいたら、本当に珈琲と間違えられた)。ビンでなく紙、というのはコストダウン感が半端ないが、その感覚を薄めるように「森をはぐくむエコカップ」と言っていて、間伐材を利用したパッケージ、間引いた材料だからそれは国内の森林育成に役立つ、また軽くて捨てやすい環境に配慮した容器、という強引なプレイで我々を納得させるのです。まあおっさんも、そんなにガラス瓶を無駄にしたくないという思いはあるので、妥協するときはするのである。でもどこか納得いかない気持ちは残るわな。
レンジ時間も書いてあって、お燗したいときにコンビニ店員に説明しやすい形状
紙だけど、プラスチックのふたとアルミの中フタを取れば一応レンジにもかけられるっていう寸法で、加熱時間の目安まで書いてあるという便利っぷりなので、かろうじてレンジ環境はあるというおっちゃんだけが加熱して飲むことを許される…と思ったが、よく考えれば、買ったコンビニでも加熱はできるわけで、コンビニ前で熱燗を飲むというプレイも可能なわけだ。なるほど、いいかもしれない。
▲アルミフタのカーブと凹凸がかっこいい。
アルミフタ、なんでこんなに凹んでいるのだろう。
この紙コップ酒は、紙コップとしてしか再利用が出来ないわけだが、アルミの内蓋の内側傾斜がなかなかかっこいいので、これを何かのカタにつかうとか、ろ過に使うとか、あるいはフタを使って、何かあんまり密閉性がなくていいような保存容器に使うとか、紙コップ部だけを利用し子供の工作の糸電話にするとかいくつかの活用法はあると思うのだが、思いついた時に書くとして、とりあえずはお酒の紹介に留めておく。ローソン辺りでは扱い率が高いと思うので、各自チェックして、活用法を考えてほしい。きょう、読者の人に言われたのだが、アルミの上からストローを刺すと(紙コップ系コーヒーっぽく見えて)いいんじゃないかという指摘を受けた。
まあ理想はそれっぽくするには上蓋からなんだが穴が空いてないからなあ。それともどこかにスタバ風の互換ふたでもあれば、蓋からそのままいけるのに。ちょっと探してみるか。